テレビドアホンの取付・交換|八千代市で「資格が要る工事」と「要らない工事」の境目
「チャイムが鳴らなくなった」「モニターに何も映らない」「誰もいないのに、勝手にチャイムが鳴る」
インターホンの不調は、生活のなかで後回しにされがちです。玄関を叩いてもらえば用は足りますし、壊れて困る場面が毎日あるわけでもありません。
けれども、インターホンは防犯設備でもあります。 そして、ここには意外な事実があります。警察庁の資料によれば、空き巣が家の留守を確かめる方法として最も多いのは、インターホンを鳴らすことでした。全体の45.7%を占めています。
つまり、応対できない状態を放置することは、「この家は日中いません」と外へ知らせ続けることと同じ意味を持ちます。
私たちは、おうちの御用聞き 家工房 八千代緑が丘店です。地域密着の事業として活動を続け、地元の沢山のお客様に支持されています。住まいのお困りごとをお引き受けしており、小さなことから大きなことまでお気軽にご相談ください。インターホンの交換には、資格が必要になる場合とならない場合があります。 その境目は法律の条文ではっきり決まっていますので、まずそこからご説明します。
資格が要るかどうかは、親機の電源の取り方で決まります
「インターホンの交換は意外と簡単」と言われることがあります。条件によっては、そのとおりです。そして条件によっては、資格がなければ違法になります。 その境目からご説明します。
法律の条文を見てみましょう。
> 電気工事士法 第二条第三項
> この法律において「電気工事」とは、一般用電気工作物等又は自家用電気工作物を設置し、又は変更する工事をいう。ただし、政令で定める軽微な工事を除く。
一般住宅の電気配線を伴う作業は、原則としてこの「電気工事」にあたります。そして同法第3条が、免状を持たない者がこれに従事することを禁じています(罰則は後述します)。ただし、ただし書きにある「政令で定める軽微な工事」に該当する場合だけ、例外が認められます。
その政令が、これです。
> 電気工事士法施行令 第一条(軽微な工事)
> 四 電鈴、インターホーン、火災感知器、豆電球その他これらに類する施設に使用する小型変圧器(二次電圧が三十六ボルト以下のものに限る。)の二次側の配線工事
つまり、玄関子機と室内親機をつなぐ通信線は、36ボルト以下の電圧しかかからない「二次側の配線」なので、資格がなくても扱えます。
配線方式ごとに整理すると、次のようになります。
| 親機の電源の取り方 | どういう状態か | 資格 |
|---|---|---|
| 電源直結式 | 家庭用の100ボルト電源(屋内配線)が、親機の背面に直接結線されている | 必須。100ボルトの電線を扱うため、電気工事士法上の「電気工事」にあたる |
| 電源プラグ式 | 親機から電源コードが延び、壁のコンセントに差し込んで給電している | 不要。プラグの抜き差しと壁へのビス留めは電気工事に当たらない |
| 乾電池式・ワイヤレス式 | 100ボルト電源を一切使わず、乾電池や充電池で動く | 不要。屋内配線に触れないため |
※これとは別に、玄関子機と室内親機をつなぐ通信線(弱電の呼び線)があります。こちらは電源の取り方にかかわらずどのお宅にもあり、施行令第一条第四号の「二次側の配線工事」に該当するため、資格は不要です。
結論はこうです。玄関子機と親機をつなぐ通信線の作業は誰でもできます。しかし、親機の主電源が壁の裏から100ボルトで直接引かれている「電源直結式」の場合は、第二種電気工事士以上の資格が絶対に必要です。
資格のない工事には、罰則があります
罰則も定められています。
> 電気工事士法 第十四条
> 第三条第一項、第二項又は第三項の規定に違反した者は、三月以下の拘禁刑又は三万円以下の罰金に処する。
第3条は、電気工事士免状の交付を受けている者でなければ一般用電気工作物の電気工事に従事してはならない旨を定めた条文です。
そして、刑事罰よりも実際に効いてくるのが、経済的なリスクです。
不適切な結線によるショートが原因で火災や感電事故が起きた場合、資格のない違法な施工に起因する事故として扱われるため、火災保険などの補償が適用されない可能性が極めて高くなります。 工事費を数万円節約したつもりが、家一軒分の損害を自己負担することになりかねません。
ご自宅の配線方式を、その場で見分ける方法
難しい判定ではありません。室内の親機(モニターや受話器がある本体)の周りを見るだけです。
- 親機の下部や側面から電源コードが延びていて、それが壁のコンセントに差し込まれている → 電源プラグ式です。資格なしで交換できます
- 親機からコードが一切出ておらず、本体が壁に直接密着するように固定されている → 電源直結式の可能性があります。壁の内部で100ボルトの屋内配線が結線されています。資格が必要です
ただし、もう1つ確認していただきたいことがあります。親機を壁から外したときに電池ぶたがあれば、乾電池式です。 この場合は100ボルトを使っていませんので、資格は要りません。
整理すると、コードが出ていればプラグ式(資格不要)、コードがなく電池ぶたもなければ電源直結式(資格必要)、電池ぶたがあれば乾電池式(資格不要)となります。ご自宅がどれにあたるか、この記事を読み終えたあとに一度ご覧になってみてください。
交換の目安は10年。部品は製造打ち切りから7年で終わります
寿命についても押さえておきます。
一般社団法人インターホン工業会は、安全かつ正常に使用できる耐用年数の目安として「設計上の標準使用期間」を定めています。
- 一般住宅用(戸建て)のインターホン設備:約10年
- 集合住宅用(マンション等)のシステム:約15年
パナソニック、アイホン、アイリスオーヤマといった主要メーカーも、この工業会のガイドラインに準拠して、自社製品の標準使用期間を約10年に設定しています。
そして、もう1つの期限があります。補修用性能部品の保有期間です。
全国家庭電気製品公正取引協議会の自主基準などに基づき、主要インターホンメーカーは、基板などの補修用性能部品の保有期間を「製造打ち切り後7年」と定めています。
この期間を過ぎると、たとえ軽微なスイッチの接触不良であっても、部品がないため修理できません。 製品全体の交換を選ぶほかなくなります。エアコンや給湯器といった住宅設備と同じで、寿命を決めているのは機器の頑丈さではなく、部品の供給期限です。
こんな症状が出たら、交換の時期です
不調の内容ごとに、内部で何が起きているかをお伝えします。
| 症状 | 内部で起きていること |
|---|---|
| 呼び出し音が鳴らない、通話が途切れる | 屋外子機のマイクやスピーカーの振動板が、長年の湿気と寒暖差で硬化・劣化している。または室内親機の基板で、はんだにひび割れが生じて断線している |
| 映像が映らない、暗い、日中に白飛びする | カメラモジュールの寿命に加え、玄関子機のレンズを覆う透明な樹脂カバーが、紫外線で白濁・黄変している |
| 誰もいないのにチャイムが鳴る、雨の日だけ不調 | 玄関子機の防水パッキンの劣化。隙間から雨水や結露が内部へ入り、基板上で微小なショートを起こし、ボタンが押されたのと同じ信号が親機へ送られている |
3つ目は「幽霊チャイム」などと呼ばれ、気味の悪い現象として受け止められがちです。雨の日に多いのであれば、原因は劣化したゴムパッキンです。(晴れた日の昼間に起きている場合は、別の可能性があります。後ほどご説明します。)
経年劣化以外の突発的な故障要因もあります。
- 雷サージ:近隣への落雷時、瞬間的な異常高電圧が電線や通信線を伝って基板に流れ込み、電子回路を焼損させます
- 虫の侵入:屋外の玄関子機のわずかな隙間から、クモ、アリ、小さな羽虫が内部に入り込み、基板の端子間に死骸が堆積してショートを起こします
- 外壁のひび割れからの雨水:壁の中の配線を伝って親機の裏側に達し、接続部を腐食させます
同じく10年で交換時期を迎える火災報知器に関して詳しく解説した記事はこちらです。
そのピーピー音、火災報知器の寿命かも?八千代市の交換義務と費用を解説
チャイムに気づかないのは、注意力ではなく音の高さの問題です
ここからは、あまり知られていない話をします。
「同居している家族には聞こえているのに、高齢の本人だけがチャイムに気づかない」 という状況が、多くのお宅で起きています。これを「注意力が落ちた」と受け止めてしまうことが多いのですが、原因は生理的なものです。
厚生労働省や日本聴覚医学会の知見によれば、人間の聴力は加齢とともに、特定の周波数帯域から低下していきます。 そして加齢性難聴の最大の特徴は、次の点にあります。
日常会話で使われる低音域(500〜2,000ヘルツ)は比較的保たれる一方で、4,000ヘルツから8,000ヘルツにかけての高音域から著しく聞き取りにくくなります。
ここで、旧式のインターホンやチャイムの呼び出し音を思い出してください。あの「ピンポーン」という電子音は、まさに4,000ヘルツ前後の高音域に設定されていることが多いのです。
つまり、高齢の方の耳で最も感度が落ちている周波数帯の音で、来客を知らせている状態です。 気づけないのは当然で、努力や注意力の問題ではありません。
聞き逃しを減らす3つの方法
対策は、音を大きくすることだけではありません。
1. 音色そのものを変える。 最新機種には「音色・周波数の変更機能」が搭載されているものがあります。高齢の方でも聞き取りやすい、低めの周波数のチャイム音に変更できます。音量ではなく音の高さを変えるのが要点です
2. ワイヤレス子機を増設する。 テレビの音が大きい居間や、就寝中の寝室など、常にいらっしゃる場所のすぐ手元に音源を置きます。距離による音の減衰を防げます
3. 音以外の方法で知らせる。 フラッシュライト連動型の機器を導入すれば、チャイム音と同時に強い光の点滅で着信を知らせます。聴覚だけに頼らない仕組みにするという考え方です
2つ目のワイヤレス子機には、もう1つの利点があります。足腰の弱い方が、玄関や親機まで移動せずに、手元で来客に応対できます。 慌てて廊下を歩いて転倒する、という事故を防げます。
気づかないことが、空き巣に「留守」と伝えています
先ほどの数字に戻ります。
警察庁の「住まいる防犯110番」によれば、空き巣が家の留守を確認する方法として最も多いのは「インターホンで呼ぶ」であり、全体の45.7%を占めています。
空き巣は、物陰から長時間様子をうかがうような手法よりも、作業着やスーツを着て堂々と玄関先に立ち、インターホンを押します。 そこで応答がなければ不在と確信し、窓ガラスの破壊などに及びます。
ここから、2つの結論が出てきます。
1つ目。「インターホンが鳴って出てみたが誰もいなかった」という出来事は、いたずらや機器の誤作動とは限りません。空き巣による下見行動の痕跡である可能性があります。 続けて起きるようなら、警戒したほうがよい状況です。
2つ目。チャイムに気づかず応対に出られない状態は、意図せず「居留守」と同じ結果を生みます。 実際には在宅していても、外からは無人と判断されます。ご高齢の方がお住まいのお宅ほど、この危険が大きくなります。
なお、録画機能付きのインターホンを設置することで空き巣の侵入率が何パーセント下がるか、という明確な因果関係を示す統計は存在しません。 ここは正直にお伝えします。ただし警察機関や防犯の関係者は、カメラによる「見られている、顔を記録される」という心理的な抑止効果が、下見の段階でターゲットから外させる有効な対策であるとして、設置を強く推奨しています。
そして、独居のご高齢の方のお宅では、録画が残ること自体に意味があります。 離れて暮らすご家族が帰省された際に録画履歴をご覧になれば、不審な訪問販売業者や特殊詐欺の受け子が頻繁に出入りしていないかを、あとから確かめられます。
玄関を開ける前に、顔を見てください
訪問への対処についてもお伝えします。
近年、高齢の方を狙った特殊詐欺に加えて、屋根や分電盤の無料点検を装って故意に設備を破壊し法外な修繕契約を結ばせる「点検商法」、不用品の買い取りを名目に上がり込んで貴金属を安値で買い叩く「押し買い(訪問購入)」が深刻な問題になっています。
国民生活センターのデータでは、点検商法に関する相談件数は2023年度の12,550件から、2025年度には19,696件へ大幅に増加しています。
最も効果的な自衛策は、「顔を見てから応対を決めること」です。 警察や自治体は、訪問者に対して「絶対にすぐドアを開けず、まずインターホン越しに用件と身分を確認すること」を強く推奨しています。
理由は、ドアを開けた瞬間に状況が変わるからです。悪質な訪問販売業者は、ドアの間に足や体を挟み込んで閉めさせないよう物理的な圧力をかけます。 強盗が目的であれば、ドアが開いた瞬間に室内へ押し入ることが可能になります。
モニター越しであれば、相手の顔、服装、身分証の提示を確認できます。不審であればドア越しのまま断ることも、録画しながら安全に居留守を使うこともできます。テレビドアホンは、対面に伴う物理的なリスクをなくすための設備でもあります。
八千代市の状況
身近な数字もお伝えします。八千代市の公式サイトによれば、市内における令和5年(2023年)の「電話de詐欺(特殊詐欺)」の被害認知件数は38件、被害金額は約4,400万円でした。
八千代市では被害防止対策として簡易通話型録音機の無償配布などを実施しています。ただし、これは電話による接触への対策です。 訪問販売、空き巣の下見、押し込み強盗といった玄関先への直接訪問に対する備えとしては、別の手当てが必要になります。
交換できない、あるいは難しい3つのケース
すべてのお宅で、自由に交換できるわけではありません。
1つ目は、集合住宅の管理規約です
八千代市内には、1970年代から1990年代に建設された団地や分譲マンションが多数あります。こうした集合住宅では、技術的な問題より先に「管理規約」という壁があります。
国土交通省が定める「マンション標準管理規約」の枠組みでは、インターホン設備は「共用部分」あるいは「専用使用権が設定された共用部分」として扱われるのが一般的です。親機が室内にあるため個人の持ち物と誤解されやすいのですが、エントランスのオートロック、自動火災報知設備、管理人室の警報盤などとネットワークで連動している場合、システム全体が一体不可分の共用設備を構成しています。
これを個人の判断で市販のインターホンに交換すると、エントランスからの呼び出しができなくなるだけでなく、マンション全体の火災警報システムに通信エラーや誤作動を引き起こす危険があります。 管理組合の承認を得ない無断交換は規約違反にあたり、高額な原状回復を求められることがあります。
集合住宅では、修繕積立金を使った管理組合主導の「全戸一斉更新」が原則です。 まず管理組合か管理会社へご確認ください。
2つ目は、警報システムとの連動です
戸建てでも、ガス漏れ警報器、住宅用火災警報器、あるいはホームセキュリティシステムと連動している場合は注意が必要です。これらのシステムはインターホン親機を中継点として各種センサーと結線されているため、親機だけを単独で交換すると、警報システム全体が機能しなくなります。
3つ目は、門柱への埋め込みです
玄関子機が、コンクリートの門柱やレンガの壁に物理的に埋め込まれているケースがあります。新しい子機と既存の埋め込み穴のサイズが合わない場合、コンクリートを削るハツリ工事や、隙間を埋める専用の金属製カバープレートの用意が必要になります。
これは電気工事ではなく、外構工事の領域です。 ですから、電気工事はできても外構は扱わない業者では対応しきれず、頼み先が限られてしまいます。
昔のチャイムから、テレビドアホンにする場合
八千代市の築30年から50年の住宅では、いまも乾電池式のチャイム(玄関の押しボタンと、室内のベルだけ)や、受話器を持ち上げて通話する音声のみの旧式インターホンが現役で使われているお宅が少なくありません。設計上の標準使用期間を3倍から5倍も超えている状態です。
こうしたお宅でテレビドアホンへ更新する場合、確認すべき点が2つあります。
1つ目は、通信線です。 屋外のボタン位置から室内のチャイム本体までをつなぐ「弱電の呼び線」が既にあるはずです。この線が、被覆の破れや芯線の腐食、断線を起こしていなければ、そのまま新しいテレビドアホンの通信線として流用できます。 ここは朗報です。
2つ目が、大きな障壁になります。親機側の電源です。 古いチャイムが乾電池で動いていた場合、親機を設置したい壁の裏側に、100ボルトの電源線が存在しないことがほとんどです。
モニター付きのテレビドアホンは、乾電池式の機種を除いて100ボルト電源で動きます。ですから、次のどちらかが必要になります。
- 近くのコンセントから、配線を隠すカバー(モール)を使って電源を延長する
- 壁の裏や天井裏を通して専用の屋内配線を新設し、コンセントを増設する
そして、この電源新設工事には、電気工事士の資格が必要です。 「本体さえ買えば自分で付けられる」と考えて購入したあとに、この壁に突き当たるケースが多くあります。買う前に、親機を置く壁の近くにコンセントがあるかをご確認ください。
機能の選び方
機種を選ぶ際の判断材料を整理します。
| 機能 | 必要になる場面 |
|---|---|
| 録画機能(静止画・動画) | 留守中の訪問者の記録に加え、空き巣の下見や悪質な訪問販売業者の証拠を残すため。現代では基本機能にあたる |
| 広角レンズ・暗視機能 | 意図的にカメラの死角に立つ不審者の確認、夜間の訪問者の顔や服装の判別 |
| ワイヤレス子機 | 2階の寝室にいる場合や、足腰の弱い方が玄関や親機まで移動せずに応対するため |
| スマートフォン連携 | 外出先から宅配業者に応対して置き配を指示する、共働き世帯が子どもの帰宅を職場で確認する |
| 来客応答の自動音声 | 「ご用件をお話しください」等を自動で流す機能。対人でのやりとりを強いられる前に用件を絞れるため、強引な訪問営業への防波堤になる |
最後の自動音声は、ご高齢の方のお宅で効果が大きい機能です。断るのが苦手な方でも、機械が最初の1回を引き受けてくれます。
なお、以下は当店の料金ではなく、一般的な市場の相場です。公的機関による全国的な統計は存在しないため、事業者の記述を総合したものになります。録画機能のみの標準的なモデルで本体価格が1万円台から2万円台、広角レンズやスマートフォン連携を備えた上位モデルで3万円から5万円台、これに標準の交換工事費が1万円から2万円程度、というのが目安です。
依頼先の3種類と、私たちの立ち位置
依頼先ごとの特性を整理します。
| 依頼先 | 得意なこと | 注意点 |
|---|---|---|
| 電気工事店(街の電器屋) | 有資格者が確実に在籍。既存配線の引き直しやコンセント新設など、難易度の高い電気工事に最も強い | 取り扱うメーカーや機種が限定的なことが多い |
| 家電量販店・ホームセンター | 展示機から選べる。購入と工事をセットで頼め、本体価格の割引率が高い | 実際の工事は下請けが行うため、当日の現場判断で追加工事費が発生し、予算を超えるトラブルが見られる |
| 便利屋・リフォーム会社 | 地域密着で動きが速い。門柱の外構補修、玄関周りの草刈り、不用品処分までまとめて頼める | 「電気工事士の資格を保有しているか」の確認が必須 |
便利屋・リフォーム会社の行に書いた注意点は、私たち自身に向けられたものです。隠さずに書きます。
家工房 八千代緑が丘店に、電気工事士の資格保有者はおりません。 ですから、電源直結式の親機の交換や、コンセントの新設工事を、私たちが自ら行うことはできません。
そのうえで、私たちにできることを申し上げます。資格が必要な作業は、有資格の職人が担当します。 私たちは相談の窓口としてお受けし、現地を拝見して配線方式を確認し、資格が要る部分は適切な職人へ確実にお渡しします。そして門柱の補修、玄関まわりの片付け、古い機器の処分といった作業は、私たちがそのまま引き受けます。
読者の方の最大のお困りごとは、「そもそもどこに頼めばいいのか分からない」ことだと思います。電器屋なのか、量販店なのか、工務店なのか。入口をひとつにできること。 そこが私たちの役割です。
資格の確認は、消費者の正当な権利です
依頼先が決まったら、確認していただきたいことがあります。
> 電気工事士法 第七条第二項
> 電気工事士は、電気工事の作業に従事するときは、電気工事士免状を携帯していなければならない
見積もりの段階や作業開始前に「電気工事士の免状を見せてほしい」と求めることは、消費者の正当な権利です。 そして、優良な有資格者であれば、その場で即座に提示できます。
言い出しにくいと感じる必要はありません。 携帯が法律で義務づけられているものを見せていただくだけです。
本体だけをご自分で買う場合の注意点
インターネット通販などで本体を安く購入し、工事だけを業者に頼む方法があります。「施主支給」と呼ばれます。本体価格を抑えられる利点があります。
ただし、保証の切り分けという問題が生じます。
設置から数か月後に映像が映らなくなったとき、その原因が「機器自体の初期不良や故障(メーカーの責任)」なのか、「業者の配線接続ミスや防水処理の甘さ(施工業者の責任)」なのかを、一般の方が切り分けて証明することは、極めて困難です。
結果として、メーカーと工事業者の間でたらい回しにされることがあります。機器の購入と工事を同じ業者にまとめて頼めば、不具合が起きたときの窓口が1つになります。 本体価格の差額と、この安心感を天秤にかけてご判断ください。
電球1個から頼めるような、小さな作業の頼み方に関して詳しく解説した記事はこちらです。
八千代市の高い所の電球交換、1個だけでもOK!料金と安心できる頼み方を解説
見積もりで確認する3項目
見積もりを受け取ったら、次の3点をご確認ください。
1. 「標準工事費込み」の範囲。どこまでが標準工事に含まれているか
2. 追加工事費が発生する条件。配線が断線していた場合の引き直し費用、コンセント増設費用、コンクリートのハツリ費用など、どういう場合にいくら追加になるのかを事前に明文化してもらう
3. 処分費の有無。取り外した既存のインターホンや廃材の処分費が含まれているか
2つ目が特に重要です。当日になってから「実は配線が切れていました」と言われて金額が変わるのが、この工事で最も多いトラブルです。 事前に「もしこうなったらいくらですか」と聞いておけば、当日の判断が要らなくなります。
こういう場合は、まだ交換しなくて大丈夫です
不安を煽られる分野ですので、急がなくてよい場合もお伝えします。
- 設置から10年未満である
- チャイムが確実に鳴り、家族全員が聞き取れている
- モニターの映像が明るく、訪問者の顔が判別できる
- 雨の日に誤作動が起きていない
- 玄関子機のレンズカバーが、白く濁っていない
この5つがそろっていれば、いま交換する必要は薄いと考えられます。
一方で、「音は鳴っているが、本人が気づいていない」という状態は、機器の故障ではありません。先ほどご説明した、聞こえにくい高さの音で知らせている状態が疑われます。 音色を変えられる機種への交換、ワイヤレス子機の増設、光の点滅で知らせる機器のいずれかが効きます。音量を上げても解決しないのは、そのためです。
よくあるご質問
テレビドアホンは自分で交換できますか
親機の電源の取り方によります。 親機から電源コードが出ていてコンセントに差さっている「電源プラグ式」なら、資格なしで交換できます。親機からコードが一切出ておらず壁に直接固定されている「電源直結式」は、第二種電気工事士以上の資格が必須です。 玄関子機と親機をつなぐ通信線の作業自体は、電気工事士法施行令第一条第四号の「軽微な工事」にあたるため資格は要りません。
昔の乾電池式チャイムから、テレビドアホンに替えられますか
通信線は流用できることが多い一方、電源が問題になります。 屋外のボタンから室内までの弱電の呼び線が断線していなければ、そのまま使えます。ただしテレビドアホンには100ボルト電源が必要で、乾電池式のチャイムだった場合、親機を置く壁の裏に電源線がないことがほとんどです。 コンセントの増設か電源の延長が必要になり、この工事には電気工事士の資格が要ります。
誰もいないのにチャイムが鳴ります。故障ですか
2つの可能性があります。 雨の日に多いのであれば、玄関子機の防水パッキンが劣化し、入り込んだ水分が基板でショートを起こしている故障です。一方で、晴れた日の昼間に起きているなら、空き巣の下見である可能性があります。 留守を確認する方法として最も多いのがインターホンを鳴らすことで、全体の45.7%を占めます。録画機能があれば、あとから確認できます。
親がチャイムに気づきません。音量を上げれば解決しますか
音量より、音の高さを変えるほうが効果的です。 加齢性難聴は4,000ヘルツから8,000ヘルツの高音域から著しく聞き取りにくくなる特徴があり、旧式のチャイムの「ピンポーン」という音は、まさにその4,000ヘルツ前後に設定されていることが多いためです。音色を変更できる機種への交換、ワイヤレス子機を手元に置くこと、光の点滅で知らせる機器の導入の3つをご検討ください。
団地に住んでいます。自分で交換していいですか
まず管理組合か管理会社へご確認ください。 集合住宅のインターホンは「共用部分」として扱われるのが一般的で、エントランスのオートロックや自動火災報知設備と連動している場合、個人での交換は規約違反になります。マンション全体の火災警報システムに誤作動を引き起こす危険もあります。 集合住宅では、修繕積立金を使った管理組合主導の全戸一斉更新が原則です。
便利屋に頼んで大丈夫でしょうか
電気工事士の資格を保有しているかを、必ず確認してください。 これは業界全体で指摘されている注意点です。電気工事士法第七条第二項により、電気工事士は作業に従事するとき免状を携帯する義務がありますので、提示を求めることは正当な権利です。 私たち家工房 八千代緑が丘店に電気工事士の資格保有者はおりませんので、資格が必要な作業は有資格の職人が担当する形で進めています。
まとめ:まず、親機からコードが出ているかを見てください
この記事の要点を整理します。
- 交換に資格が要るかどうかは、親機の電源の取り方で決まる
- 親機からコードが出てコンセントに差さっていれば資格は不要、壁に直結なら第二種電気工事士以上が必須
- 玄関子機と親機をつなぐ通信線は「軽微な工事」にあたり、資格は要らない
- 資格のない工事による事故は、火災保険の補償が適用されない可能性が高い
- 設計上の標準使用期間は戸建てで約10年、集合住宅で約15年
- 補修用性能部品の保有期間は製造打ち切り後7年で、それを過ぎると修理できない
- 加齢性難聴は4,000ヘルツ以上から低下し、旧式チャイムの音はまさにその帯域にある
- 空き巣が留守を確認する方法の45.7%が「インターホンで呼ぶ」こと
- 集合住宅のインターホンは共用部分にあたり、無断交換は規約違反になる
インターホンは、玄関という家のいちばん外側の境界を守っている設備です。そこが機能していないことは、防犯の観点では窓が開いているのと似た状態にあたります。
そして、「気づかない」という状態は、外から見れば「留守」と同じです。 ご高齢の親御さんのお宅で、チャイムに気づいていないご様子があれば、それは注意力の問題ではなく、音の高さの問題かもしれません。
おうちの御用聞き 家工房 八千代緑が丘店では、配線方式の確認、門柱まわりの補修、玄関周辺の片付け、古い機器の処分をお引き受けしています。資格が必要な作業は、有資格の職人が担当します。料金は一律の目安ではなく、現地を拝見したうえでのお見積もりを徹底しております。
「これは資格が要る工事ですか」というご確認だけでも構いません。
フリーダイヤル 0120-197-899、電話一本で八千代市内へ駆けつけます。
お電話でのご相談のほか、インターネットからのお問い合わせは24時間受け付けております。お急ぎでない方はこちらもご活用ください。
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